何百年、何十年という時を経て、その街の人々の心の拠りどころとなってきた社寺・伝統建築。時を重ねるにつれ、改修や建替えの時を迎えます。
寺院に関しては、檀家様の合意を得て、資金を募り、計画はいかにスムーズにすすめるかが重要となってきます。
数百年後の子孫にまで受け継がれる社寺・伝統建築を建てるためには、緻密な検討と様々な調整が必要とされます。
佐伯建設は、これまでに培ってきた豊富な経験をもとにアドバイスをさせていただきます。建物の施工はもちろんのこと、その後、建築を永く残すために必要なメンテナンスを含め、末永くお付き合いをさせていただきます。
お問い合わせまずは佐伯建設代表フリーダイヤルまでお気軽にお電話ください。
社寺・伝統建築に精通したスタッフにお繋ぎいたします。
企 画基本的な構想のヒアリング
事業企画の発案営業担当がお伺いし、ご予算、スケジュール等の大まかなヒアリングをさせていただきます。新築、増改築、維持修繕等さまざまなご要望をお知らせください。伽藍配置の構想から、新築の場合はその用途、規模、なんでもお伝えください。
弊社社寺部の技術スタッフも同行させていただき、事業企画をご提案させていただきます。
既存建物の診断・調査建設予定の敷地はもちろんのこと、既存建物がある場合は、現地にスタッフがお伺いし、診断・調査を致します。
社寺建築は数百年を超えるものが多く、建立時の設計図面が残っていることはほとんどありません。そのため、資料を集め、復元のイメージを構築することが大切です。そのうえで図面を書き起こすといったことを行います。そのほかには、小屋裏の状況確認、床下の状況確認、傾斜測定、柱の径測定など行い、その後状況に応じ、地盤調査、白蟻調査、設備機器の点検等、専門的な調査を致します。耐震補強に関しては、調査の上、佐伯建設が有する特許技術「SSアラミド工法」を採用するといったご提案もさせていただいております。
合 意建設方針の検討
建設の決定 事業企画をもとに、お客様によっては建設委員会を設けていただき、檀家様を交えての審議をしていただきます。同時に、浄財の収集なども場合によっては必要となります。
ご承認をいただき、建設方針を検討いただき、最終的に建設意思の決定を行っていただきます。
設 計基本設計設計施工をご希望される場合、基本となる基本設計図書を作成させていただきます。その上、概算お見積もりさせていただきます。監督諸官庁との事前協議や、開発申請等も併せて行ってまいります。実施設計基本設計の内容を、具体的に着工に向けた実施設計に落とし込んでいきます。建築確認申請の手続きも行って参ります。
必要に応じて、荘厳・仏具等のご検討も並行しておこなっていきます。
契 約本見積のご提出
工事請負契約の締結実施設計の内容を見積った本見積をご提出させていただきます。
工事を着工に移すため、弊社との工事請負契約を締結させていただきます。
施 工施工準備旧建物の解体など、工事を始める上での土台を固めていきます。施工計画書の作成も行い、スケジュールの確認も行います。地鎮祭、起工式の手配なども、ご相談の上、弊社にて準備させていただきます。
施工管理地鎮祭、起工式の手配なども、ご相談の上、弊社にて準備させていただきます。
月に1回、最適な施工方法を協議する会議も実施しております。
竣 工検査・お引渡しISO品質保証システムに基づき、施工途中の各種検査はもちろんのこと、お引渡し前には熟練検査スタッフによる厳格な完成前社内検査を行っています。
こういった幾度にわたって実施する社内検査をクリアすることで、品質管理が徹底され、お客様へ大きな安心をお届けしています。
保 全アフターメンテナンス建物が完成し、お客様へのお引渡し後の対応こそ、本当の意味で重要となってきます。佐伯建設ではアフターサービス部門を設置して定期訪問・定期検査を実施し、末永く建物をご利用いただけるよう活動しています。
この一連のサイクルを通じ、末永く伝承される建築として、価値を放つのです。