木材は、主に杉・桧・松・欅(けやき)等の国産材を使用しますが、輸入材では米松・ヒバ・ラオス桧等もあります。
適材適所にその木の特長を生かした樹種の選択を行います。ご希望の木材がありましたら、まずはお知らせください。
また、ご予算に応じた木材の選定をご提案をさせていただきます。
木造だけでなく、総合建設業として数多くの実績がある鉄筋コンクリート造での建築もご提案しています。鉄筋コンクリート造は耐火性能の高く、維持修繕などのメンテナンスのし易さから、近年社寺伝統建築でも採用されております。 鉄骨や木材を適材適所に取りいれ、意匠に関して木造を思わせるような設計を施すことも可能です。
材料を適材適所に配することが、良い建築を作る上で重要となってきます。
大分県護国神社 参集殿
大分県 大分市 2000年竣工
両徳寺本堂・門徒会館・庫裏・納骨堂 再建
福岡県行橋市 2004年竣工
共に鉄筋コンクリート造の伝統建築です。意匠設計次第で自由に外観をつくることができます。
まずはご相談下さい。
実績事例等をもとにアドバイスさせていただきたいと思います。
建設委員会の設立、寄付金を募るタイミングは、建設の趣旨、規模、イメージ等事業計画の概要がまとまった時点で、正確な現状とその事業計画を公開し、ご協力をお願いすることが望ましい流れと考えています。
開発許可申請、建築確認申請、納骨堂許可申請書等の複雑な確認業務は、本来はお客さまが提出していただくことになっておりますが、多くの場合、佐伯建設がお客さまとお打ち合わせをしながら代行しますのでご安心して下さい。
解体費、建築費、外構・造園工事費、設計費、諸経費等で構成されます。
その他として荘厳費、式典費、引越し等の費用があり、又完成後からは維持管理費用も必要となります。
建築費は規模や外観の形状、特殊な技法等によって大きく変わってきます。
まずは、建築費用をは大まかに把握するために、計画がある程度進んだ時点で概算見積もりを依頼することをお勧めします。
全体的な資金計画の把握と、計画している建築の規模・仕様等の調整や変更の判断基準にすることができます。これをもとに、具体的な内容をすすめ、実施設計が完了した時点で本見積もりを依頼されることが望ましいと思います。
建物の用途・規模・構造または建築条件により大きく異なりますが、一般的な本堂の新築で実質工期約1年半以上かかります。
特に木造の本堂は使用する木材の木柄が大きく、良質の木材をすぐに揃えることが難しくなってきております。木材の乾燥度合いも出来栄えに大きく影響します。そのために、できるだけ余裕を持った木材の準備期間を別に設けていただきます。写真は宇佐神宮 社務所新築工事前の製材の様子。
宇佐神宮内で調達された良質な木材が使用されました。適切な期間乾燥させ製材することで、建物の質を高めます。
はい。改修工事も承ります。古くても良い建築はできるだけ残し、その伝統の美しさを後世に残すことが大切です。
まず敷地全体の把握と、該当する建物の現況調査を行い、現況図の作成と不具合部分の確認を行い、報告書をご提出させていただきます。それをもとに、改修工事ではお客様のご要望を取り入れた意匠、間取り等の変更など可能な限りご提案させていただきます。
その建物の歴史を紐解きながら、その特長を生かした最善の改修工事を提案させていただきます。
もちろん積極的に取り組ませていただきます。
まずは、的確な耐震診断を行い耐震性能をチェックすることが第1ステップです。ご予算と耐震性能をバランスよく考えた最適な耐震補強をご提案したいと考えています。
また自社開発の特許技術「SSアラミド工法」と組み合わせた補強方法も取り入れております。
伝統的木造建築物では耐震性能を評価する耐震診断と生物劣化を評価する劣化診断の2つで総合的に評価します。診断の方針として段階別に所有者診断、基礎診断、専門診断があります。法規制において伝統的木造建築物が持っている技法をそのまま維持していくことが課題となります。
日本古来の伝統的な彫刻・絵画装飾は、専門の絵師や彫刻師により、ご希望の細部の仕上げまでご希望の装飾ができるよう対応致しております。
春日神社(大分市)本殿内部に2010年、施された色鮮やかな天井画。
ゼネコンの社員でありながら、木材の一本一本を確認し、原寸図の作成、彫刻のデザイン等、社員のひとりひとりが棟梁として管理・指導を行う、お客様と一緒になって誠心誠意施工するところにあります。
また完成後もその建物の履歴を残し、建物が存在するかぎり見守って、末永いお付き合いをさせていただいていることも特徴の一つです。